[子供への話ネタ・名言]失敗し落ち込んだ子供を励ます時の話3選
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子供が失敗したり落ち込んだりしている時に伝えたいお話・名言3選

わが子が失敗して落ち込んでしまった時、どんな言葉をかけていますか?

「残念だったね。また頑張ろうよ。」

「落ち込んでもしょうがないよ。切り替えてやっていこう。」

子どもの気持ちに寄り添ってあげたいけれども、そればかりでは前に進めないですよね。

一方で「次、頑張ろう」と、ただ言うのもなんだか気が引けます。

そこで、本記事では、子どもが失敗したり落ち込んだりしている時に伝えたい話を3つ紹介します。

本記事は以下の方におすすめです。
  • 小学生以上のお子さんを育てられている方
  • 子どもが失敗するたびに落ち込んでしまうことに悩んでいる方
  • 子どもを元気づけるお話の引き出しを増やしたい方
本記事を読めば話の引き出しを増やすことができます!

私が書籍で読んだりしたことや、セミナーに参加した時に講師が話してくださったりしたことをもとにしています。

本記事が、わが子との関わりで少しでもお役に立てましたら嬉しいです。

人間万事塞翁が馬
(じんかんばんじ さいおうがうま)

馬

中国の古くから伝わるお話です。

お話の内容

中国の北部のある所に老人が住んでいました。

ある時、その老人が大切にしていた馬が逃げ出してしまいました。

その地方の馬は評判が良くて高く売れるので、近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめました。

ところが、その老人は「これが不幸になるとは限らない」と言って、残念がることはありませんでした。


そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が他の良い馬を連れて帰ってきたのです。

そこで、近所の人々がお祝いを老人に言うと、老人は首を振って 「これが幸福なるとは限らないよ」と言いました。


しばらくすると、老人の息子が馬から落ちてしまい、足の骨を折る大けがをしました。

近所の人々がかわいそうに思ってなぐさめると、老人は平気な顔して「このことが不幸になるとは限らないよ。」と言いました。


1年経った頃、老人が住んでいる地方のお城に敵が攻め込んできました。

地方に住む若者はすべて戦いに行かされました。

敵からなんとか城を守ることはできましたが、若者の大勢が戦争で死んでしまいました。

老人の息子はというと無事でした。

なぜなら、足をけがしていたので、戦いに行かされることがなかったからです。

つまり「物事は何でもとらえようで、良いと思ったことが後から悪くなるし、悪いと思ったことが実は良かったりする」ということです。

目の前で起きたことについて、いつまでもくよくよ気にすることはありませんね。

私は失敗したことがない
(エジソン)

エジソン

電球を発明したことで有名なエジソン。

彼は以下の言葉を残しています。

私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。

エジソンは、何度もうまくいかないことを繰り返しながら、現在につながる発明をたくさんしてきました。

うまくいかないことを失敗だと思っていたら、ただの良くない出来事です。

しかし、失敗もうまくいくまでのプロセスだと考えると、良い出来事ともいえます。

頑張った中で結果が良くなかったとしても、それは成功への一歩なのです。

付箋はどうやってできたの?

付箋イラスト

身近に使われている付箋。

実は付箋は、作ろうと思って出来た商品ではないのです。

最初は粘着力が強い接着剤を作ろうとしていました。

でも、これが失敗に続く失敗。

なかなか粘着力の強い物が作れませんでした。

その中で、たまたまできたのが、よく付くけど、簡単に取れる接着剤でした。

この接着剤を失敗とは思わず、簡単にはがすことができる本のしおりにしてはどうかと考えました。

これが大ヒットしたのです。

そこから付箋が誕生しました。


つまり、失敗を失敗として終わらせるのではなく、次につなげることが大切なのです。

失敗があるからこそ、できることもあるのです。

言葉がけに使えるおすすめ本

以下の本は、子どもへの話のネタが多数あります。

まとめ:励ます話の引き出しはあればあるほど良い

失敗して落ち込むのは、失敗に対する受け止め方も影響していることもあると思います。

子どもは「失敗=良くないこと」と考えがちです。

しかし、上記の話にあるように、失敗というのは決して悪いことではありません。

失敗を次へのエネルギーに変えて、頑張れる子になってほしいですよね。

本記事で紹介した話が、わが子とのかかわりの一助になりましたら嬉しいです。

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