
アイキャッチ画像の出典元:映画.com「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」フォトギャラリー
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019)感想
楽しみにしていたスターウォーズシリーズ最新作。9つ目にして完結編となります。
私は「必ず映画館で観るんだ!」と公開日が分かってから意気込んでいました。
まだ子育てが落ち着かないので、なんとか空いている時間を見つけて劇場へと駆け込みました。
観終わって興奮が醒めないうちに感想を述べたいと思います。
本記事はネタバレなしです。
楽しみにしている映画の予告編を私は見ないようにしています。ですから、同じような方のためにもネタバレせずに感想を述べていきます。
少しでも本作を観る意欲がわいたら嬉しいです。
おすすめ度
大風呂敷を広げた「フォースの覚醒」。
迷走させた「最後のジェダイ」。
そして本作「スカイウォーカーの夜明け」。
どんな物語になるのか期待と不安で映画館の席に座りました。
今回は監督脚本にJ・J・エイブラムスが「フォースの覚醒」以来の担当です。
結論から言って、私はとても満足でした。
きっと「フォースの覚醒」の段階で構想の見当は大方ついていたと思うのですが、見事に物語を収束させていったと思います。
もちろん物語の収束のさせ方に賛否はあると思いますが、私はすんなり受け入れることができました。
オープニングタイトルが出た瞬間は「ついに終わるのか・・・。」と興奮しながらも少し感傷ぎみにもなりました。
私は、スター・ウォーズのリアルタイム鑑賞世代でいうと、プリクエル(エピソード1~3)世代です。
それでも感傷ぎみになったので、きっとエピソード4から劇場で観られている方はさらに感慨深いものがあると思います。
物語の展開としては無理のない展開が続き、終始安心して観ることができました。
前作「最後のジェダイ」で入っていたこともきちんと取り入れつつ、支離滅裂にならずに構成できていたのは、エイブラムス監督の手腕の高さなのだろうなと感じました。
クライマックスからはどんどん画面に引き込まれ、エンディングまであっという間でした。
音楽もまた良くて、さすがジョン・ウィリアムズです。前作の反省を生かしているようでありました。要所でポイントとなる音楽を適度に入れるので、鳥肌が何度も立ちました。
最後に、やはりエイブラムス監督なのでエピソード4~6に関する演出が所々にあります。
「これってあのシーンのオマージュじゃないのか!?」と個人的につなげていく楽しみもできると思います。
これでスカイウォーカーの物語が終わるのは少し寂しいですが、終わり方としてとても良かったです。